松虫のギャラリー / The Gallery in Matsumushi, 大阪/Osaka (2026)
松虫のギャラリー / The Gallery in Matsumushi, 大阪/Osaka (2026)
敷地は路面電車の駅の目の前で、木造長屋1軒をリノベーションしたプロジェクトである。建てられた年代は不詳であるが、これまで何度も増築・改修されてきた痕跡が見られるため、隣接する住宅との共有関係から構造にはあまり手を加えないよう設計した。間口2.4m、奥行10mという細長い空間を奥まで見通せる空間構成とし、その長い壁一面にアート作品を飾る。一部、吹抜空間とすることで展示壁が上に伸び、垂直性へ展示作品の多様性や上下空間の繋がりの切掛けにもなっている。スペース全体はどこも展示や陳列するモノの背景やフレームとなるようにデザインされている。正面は、前面道路から路面電車のプラットフォーム~線路~プラットフォームへと視線を遮らない連続した空間を意識できるよう全面ガラス開口とした。
1階はギャラリーとカフェ、2階は書店とオフィス、3階は作業スペース(+倉庫)兼屋上テラスとなっている。